長野県松本市にある動物病院・CT完備

伊藤動物病院
0263-35-2035

病院紹介

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基本方針

家族の一員であり、笑顔や癒しを与えてくれる動物達のために・・・
私達動物病院のスタッフと飼い主様がお互いの情報を共有し理解し合い、協力して治療していくことが必要であり大事であると考えております。

飼い主様:犬猫は自ら話すことはできませんが、飼い主様の注意深い観察が彼らの言葉の代わりとなり、診断・治療の大きな手助けになります。また、これらは病気の早期発見につながり、それにより動物を苦痛から早く解放することができ、治療期間や治療費を少なくすることにも繋がります。ですから、日頃からよく観察しコミュニケーションをとっていただき、少しでも異変を感じた際には病院にご相談するようにして下さい。

獣医師:診療の際には飼い主様に犬や猫の状態について細かくお話しをうかがいます。それを踏まえて診療させていただき、必要な検査・病気について・治療内容・予後・管理・費用に関してその時の分かる範囲でなるべく細かくご説明するように努力いたします。また、担当医だけでなく他の獣医師全員で相談しながら、より良い方法を考えて治療させていただきます。日々進歩する獣医療において、昔から行われ安全性が確認されており、結果が見えやすい方法に加え、最新の技術も取り入れながら最善の医療を提供できるよう常に努力いたします。

看護師:毎日の診療、入院管理に欠かせない存在です。動物病院は動物にとって慣れない不安な環境であり、いつもは穏やかな子でも全く違う一面を見せてしまいやすい場所です。なるべくストレスをかけないように落ち着かせながら、診療がスムーズに行えるようお手伝いいたします。入院の際には各々の子の性格を感じ取り、行動や食欲、排泄状況などを細かく観察して体調を把握し、治療の手助けをいたします。治療だけでは超えることのできない壁もありますが、行き届いた看護と共にならば超えられることもあると考えております。動物にも飼い主様にも心身ともに元気になっていただけるよう、多方面からのサポートを行い、日夜努力してまいります。

医療設備

CT検査

CT検査とは・・・レントゲン検査と同じX線を使用した検査機械です。360°からX線を照射し、コンピューターを用いてデータ処理を行い画像化するため、病変の位置、形状などにおいて詳細な情報が得られます。レントゲン検査では見つけにくい小さな腫瘍や病気も見つけることができたり、大きすぎてどこの臓器から発生しているのか分かりにくい腫瘍の発生臓器を特定し、手術可能か不可能かを判断することもできます。3D画像を作ることもできますので、飼い主様に分かり易い画像をお見せすることもできます。レントゲン検査では確定の難しい椎間板ヘルニアなども、このCT検査で診断できることもありますが、脳や脊髄などの骨に囲まれた部位はMRI検査と比べると苦手な部分です。

CT検査の方法・・・検査は約5~10分程度で終わりますが、その間検査台の上で静止していないといけませんので、基本的には全身麻酔が必要となります。また病気をより詳しく理解するため、血管内に造影剤を注入することもあります。

レントゲン検査

臓器の大きさや位置の観察、肺や骨関節、消化管ガスなどの評価に優れております。

超音波検査(エコー検査)

エコー検査とは・・・超音波は柔らかい物体を通過し、硬い物体に当たるとある程度反射しますが、その反射の程度により画像を作り出して検査を行います。骨に囲まれている臓器(脳や脊髄など)や、空気を多く含む臓器(肺など)を除く大部分の臓器において検査が可能です。無害・無痛で、無麻酔で行うことができます。リアルタイムで画像が見られますので、動きのある臓器の様子を診ることができます。

胸部エコー・・・犬、猫の寿命が延び高齢化が進み、心臓病を患うケースが増えております。エコーでは心臓の動き、内部構造などが分かるため、心臓病の特定や、病気の進行度を判断する際に必要となります。高齢な小型犬に多くみられる弁の異常による血液の逆流や、生まれつきの病気である心奇形などが起きている場合には、カラーエコーにより血流を見る検査も必要になってきます。

腹部エコー・・・腹部臓器の形、位置、大きさ、内部構造などが確認できます。胃や腸管などの動きをリアルタイムに見ることができます。

血液検査

自動血球計算機・・・赤血球数、白血球数、血小板数などを計算し、貧血や感染症の有無などを評価します。

血液生化学検査・・・血液中に含まれる様々な成分を分析して腎機能、肝機能などを評価します。

電気メス

手術中に使う器具で、迅速な止血が可能です。手術時間の短縮に役立ちます。

半導体レーザーメス

電気メス同様、迅速な止血が可能です。その他に歯周病の治療、無麻酔下での小さなイボの除去などに用います。

整形外科用マイクロエンジン

骨疾患などに用います。例えば骨折におけるピンの挿入や、椎間板ヘルニアの手術の際に椎骨を削ることなどに用います。

歯科用超音波スケーラー

歯石除去に使います。

ICU装置

動物用ICUは酸素濃度、湿度、温度を個別に管理でき、特に呼吸状態が悪い患者に必要な装置です。

その他心電図、麻酔モニター、血圧計、吸入麻酔器、顕微鏡、尿検査機、滅菌器、分包機など、治療や診療に用いる様々な、診療、治療に用いる様々な器具を用意しております。